みなさんおはようございます。
先週末5日~11日と横浜若葉町のアートスペース「似て非ワークス」との共催で行われた「LINKS Vol.1 林檎の物語」が無事終了します。
はじめに、このイベントに賛同し協力してくれた「カリーナの林檎」今関あきよし監督・脚本のいしかわ彰さん、エンディングテーマを歌ったRose in many Colorsのメンバー、続編アニメ「サクリファイス 水の中のカリーナ」作者の水野歌さん、福島の写真「Deserted」 を撮影したトニータニウチさん、ロシアの雑貨を販売してくれた阿佐ヶ谷「パルク」の渡辺さん、ロシアの貴重な調度品を出展してくれた香子さん、映画館横浜シネマ・ ジャック&ベティの梶原さん、似て非ワークスディレクターの笠原さん、稲吉さん、梓さん、シェフのタカさん、フライヤーを作ってくれた横須賀のデザイナーGANGLANDの上原さん、ユーストリームを撮影してくれたbookradio 夏目さん,
写真を撮ってくれたカメラマンのマッキーさん、宮城君、掲示を手伝ってくれた塗木さん、私を開催までサポートしてくれた妻の円、そして何よりこのイベントにお越し頂いた皆さん、心より御礼を申し上げます。
今こうして書いているだけでも、本当にたくさんの方の応援によってこのイベントがつくられたのだということを改めて実感します。
しかも信じられないことに皆お金の話しは事前に一切せず、ただ二つ返事で私の呼びかけに答えて協力してくれたのです。
正直こんなことをいうのは誠に不謹慎ですが、本当によく実現できたなあ、と思っています。
奇しくも開催初日の5月5日は原発が42年ぶりに止まった日でもありました。
企画当初「カリーナの林檎」は、似て非ワークスでの上映を検討していましたが、横浜の歴史ある映画館ジャック&ベティのご厚意で上映してもらえることが決定し、それが偶然5月5日であったこと、またその日は月が15%大きくなる「スーパームーン」の日だったこと、チェルノブイリと福島という2つの町のつながりを知るきっかけとして、ロシアやベラルーシの雑貨に関して知っている人を探していたら偶然似て非のスタッフの香子さんだったこと、などあまりにも劇的な偶然が重なりあってイベントが開催へと綴られていくさまは、本当にちょっと怖いくらいのものがありました。
また、トークショーでは、私の名前「史樹」にまつわるお話しなどもさせて頂きました。あえてお話しするつもりはなかったのですが、今関監督に打ち合わせの際にお話ししたことを覚えていてくれて、話しをふってくれたことから、皆さんに自分の名前についてお話しすることができました。
初日には両親も見に来てくれていて、このような思いを若い人が引き継いでいくことに対してとても感動していました。ちょっとは親孝行できたかな(笑)。
その意味でも、いろいろな角度からこの2つの町で起きた、そして今も続く悲劇、そしてそれに向き合い生きる人たちのことを少しでも知ってもらい、これからどうしていくか、何ができるのかを考えるきっかけになってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
このLINKSは、特に原発のことだけに関して追及するイベントではありません。
昨年まではなかったつながりをつなげることで、新しい価値を生み出すことが目的です。
とにもかくにもオープニングがこんなに素晴らしい方々に協力して頂いたので、自分の中でのインパクトが大きく実感があまり湧いていませんが、始めます!と自分がこの指とまれした以上は、何かを参加した人に感じ取ってもらえるイベントにしていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。
そして最後にもう一度 「みなさん、本当にありがとうございました。」